にきび
にきびは、皮膚の毛穴が詰まり、皮脂や古い角質、アクネ菌などによって炎症を起こすことでできる、一般的な皮膚トラブルです。
とくに思春期にできることが多く、気にする方が少なくありません。
にきびの原因はさまざまですが、皮脂の過剰分泌により、古い角質や汚れなどで毛穴がふさがり毛穴の中でアクネ菌が過剰に繁殖して炎症を起こすことで生じます。
睡眠不足、ストレスによるホルモンバランスの乱れ、食生活の偏り、化粧品・スキンケアなど合わない製品の使用による刺激や油分の過剰補給、紫外線など様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくい特徴があります。
対策・予防方法
基本のスキンケアとともに食生活、生活習慣を改善します
食生活
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脂っこいものや甘いものを控える
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野菜や果物、ビタミンB群(特にB2、B6)を意識して摂る
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水をよく飲む(1日1.5〜2Lを目安に)
生活習慣
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十分な睡眠(7〜8時間が目安)
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ストレスを溜めないように適度な運動やリラックスを
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枕カバーやタオルはこまめに洗う
治療
にきびの治療の第一選択は、レチノイド様作用のある外用薬によって皮膚のターンオーバーを活発にする治療が最も有効ですが、ピルによってもにきびを改善することが可能です。
